知らないと一生後悔!目にダメージを与える間違ったカラコンの使い方4つ

視力矯正のために使われていたはずのコンタクトが、今やファッションアイテムとして広く使われています。

簡単に目を大きく見せることができて便利なカラコンですが、実は扱い方を間違えると目に障害を残してしまうことがあります。

今回の記事では、カラコン(カラーコンタクト)で目に悪影響を及ぼしてしまう4つの危険な行為に加えて、その原因と対策について説明します。

カラコンが目に悪影響を及ぼす原因

カラコンは角膜の上に乗せるものなので、使い方を間違えると角膜へダイレクトにダメージを与えてしまいます。

今回は、なぜカラコンが角膜と目にダメージを与えるのか説明していきます。

酸欠で角膜の細胞が死んでしまう

カラコンは目の呼吸を邪魔してしまいます。

そもそも、コンタクトというものは目の上にある涙の層の上に乗せる形で装着します。

角膜の細胞は、涙の層に溶け込んだ酸素を取り込むことで酸素を取り入れています。

そこにカラコンでふたをしてしまうと、角膜の細胞は酸欠状態に陥ってしまいます。

そのまま長時間装用を繰り返したり、つけたまま寝たりしてしまうと細胞は死んでしまい、様々な障害を引き起こします。

特に角膜の一番内側にある「角膜内皮細胞」は一度減ると再生することはなく、コンタクトを長年つけることで減少速度が早まると言われています。

カラコンの色素が溶け出てしまう

カラコンの色素が溶け出すことで、角膜に色素沈着してしまうことがあります。

表面に絵がプリントされているアクリルキーホルダーをつけ続けるうちに柄がはげてしまうのと一緒で、レンズの表面に色がついているカラコンを使っているとレンズの表面から色素が落ちて角膜を傷めてしまいます。

レンズの内部に色がついていて、直接色素が目に触れない「サンドイッチ構造」のものを使うことで防げます。

使い方の問題点4つ

正しい使い方をすれば顔を華やかに見せてくれるカラコンですが、使い方を間違えると目のダメージで一生後悔する事態になってしまいます。

今回は、代表的なカラコンの間違った使い方を4つ紹介します。

長時間つけてしまう

カラコンの装着時間は、原則として8時間までです。

カラコンは色素を入れるために普通のコンタクトより酸素を通しにくいという特徴があります。

酸素を通しにくいということは、酸素が届きにくく角膜の細胞が酸欠になってしまうことを意味します。

つけたまま寝てしまう

カラコンをつけたまま寝てしまうと、目の細胞が一気に酸欠になってしまいます。

仕事で疲れていたり飲み会で酔っ払ったりして、帰ってからカラコンを外さず寝てしまうことで目のトラブルを招きやすくなります。

注意が必要なのが、キャバクラなどお酒が関わる夜の仕事です。

顔を華やかに見せるためにカラコンを使っていることが多いキャバ嬢ですが、帰ってからカラコンを外す暇もなく寝てしまっている人もいるのが現実です。

昼夜逆転が体に負担をかけている上に、お酒を飲む仕事でアルコールが入ることで余計に寝落ちする可能性が高まります。

正しいお手入れをしない

1日つけてすぐ捨ててしまうワンデーと違い、2ウィーク、1ヶ月タイプ、1年タイプは毎日お手入れをしなければいけません。

まずお手入れの前にきちんと手を洗い、レンズを両面こすり洗いし、汚れが落ちたことをしっかり確認してから洗浄液入りのレンズケースで保管します。

もちろん、レンズケースはきれいなものを使わないといけません。

レンズの扱いに慣れてきたり、仕事で疲れていたりすることでお手入れをさぼってしまうとカラコンに雑菌が繁殖してしまいます。

菌の繁殖したカラコンを装着することで角膜が雑菌に冒されて目のトラブルを招いてしまいます。

装用期間を破ってしまう

そもそもの装用期間を破ってしまうことで目にトラブルを起こすこともあります。

カラコンの装用期間は、安全につけられる期間です。

例えばワンデーのカラコンは使い捨て想定で作られており、何日も使い続けられるようにはできていません。

2ウィークなど連日使うタイプのカラコンは、しっかり自己管理しないとうっかり取り替える日を忘れてしまうことがあります。

取り替え忘れ防止のために、手帳やスマホのリマインダーアプリを活用することをおすすめします。

またよくある例として、レンズ代が勿体なくて装用期限を破ってしまうことがあります。

ワンデーのカラコンを毎日使うと両目で約1万円と、馬鹿にならない金額になってしまいます。

そのため、お金を節約するためについついレンズの期限を破って目のトラブルを引き起こすケースが後を絶ちません。

カラコンを正しく使わずに起こる病気

カラコンを正しく使わないと角膜にダメージを与えてしまいます。

カメラのレンズにあたる役割を持つ角膜が傷んでしまうと視力低下に繋がり、失明に至ることもあります。

ここでは、カラコンによってもたらされる病気を3つ紹介します。

角膜潰瘍

雑菌のついたレンズを使うことで、角膜が雑菌に冒されて潰瘍ができてしまいます。

ひどくなると黒目が白く濁り、最悪の場合失明に至ります。

角膜びらん

角膜の細胞が傷つき炎症を起こし、強い痛みが起こります。

水疱性角膜症

角膜の一番内側にある「角膜内皮細胞」の数が減り、水がたまって角膜がむくんでしまう病気です。

角膜内皮細胞は加齢により減るものですが、コンタクトを長時間つけることで減少速度が早まってしまいます。

こうなると、角膜が濁ってしまい非常に見えにくくなってしまいます。

カラコンで目の病気にならないためには

ここまで紹介してきたカラコンの害についての、具体的な対策については以下になります。

眼科で定期検診を受ける

デザインや色の可愛さ第一で選ぶのではなく、自分の目に合ったカラコンをつけることです。

自分に合ったレンズを選ぶためには、眼科での定期検診が必要不可欠です。

涙の量、眼球や角膜の形、近視や乱視がある場合は度数に合ったレンズをおすすめしてくれます。

異常があった時に早期発見するためにも、受診は大切です。

高度管理医療機器として日本で承認されたレンズを使う

コンタクトは本来、高度管理医療機器として扱われるものです。

ですが現在、海外製のカラコンの中には厚労省の承認を受けていないものもあります。

未承認の格安レンズは酸素を通しにくい古いタイプのレンズを使っていたり、色素が直接レンズの表面にプリントされていたりして、目に良くありません。

アクセサリーやコスメと同じ扱いではなく、もともと医療機器として扱われているものだという自覚を持って、きちんと「高度管理医療機器」の承認番号が記されたレンズを購入することです。

つけたまま寝ない

まずは、家に帰ったら忘れずにレンズを外す習慣をつけることが大切です。

「寝る前に外そう」という意識だと、テレビやスマホを見ながらうっかり寝てしまった時にレンズを外し損ねてしまいます。

もともと装着時間が8時間までとなっているカラコンですから、外から帰ったら少しでも早く外した方が良いです。

そもそも、レンズを外す暇さえなく寝落ちしてしまうような生活習慣こそ改善するべきです。

飲み会の帰りにすぐ寝てしまうようなら、泥酔しないようにお酒の量に気をつけましょう。

キャバクラなどの夜の仕事をしている場合は体内時計の狂いや自律神経の乱れが帰ってから起きていられない原因になっていることもあるので、心当たりのある人は生活改善をしてみる価値があります。

お手入れはきちんと行う

仕事で疲れていても、飲んで帰っても、ワンデー以外のレンズを使っている人はしっかりレンズケアを行いましょう。

レンズケアの前に手を洗う、レンズは一定の回数こすり洗いをします。

忘れてはいけないのは片面だけでなく両面こすり洗いをすることと、洗浄後にレンズを洗浄液ですすぐことです。

レンズケースを清潔にすることと、ケア中に爪が当たらないようにすることも大切です。

レンズ代、ケア用品をケチらない

レンズ代を安く抑えたい、その気持ちは痛いほどわかります。

ですが、それで目のトラブルを招いて失明してしまったら元も子もありません。

間違ってもワンデーを何日も連続で使ったり、2ウィークを1ヶ月使い続けたりしないことです。

角膜を食べてしまうアカントアメーバの感染を招いてしまうため、レンズの洗浄液代をケチって水道水で洗うのは絶対にやめて下さい。

ケアの面倒くささを我慢してワンデーではなく2ウィークを使うこと、クーポンやネット販売を有効活用して必要経費を安く済ませること、これが正しいカラコン代のケチり方です。

もちろん、ケアをさぼったり装用期限を忘れないことが大前提です。

まとめ

以上が、カラコンで目に悪影響を及ぼす原因、行為、対策になります。

「装用時間のオーバー」「つけたまま寝る」「手入れをさぼる」「装用期間を破る」主にこの4つが、目の角膜を傷める危険な使い方となります。

残業があると8時間装用を守ることはどうしても厳しくなるので、主に休日のおしゃれに使うことをおすすめします。

家に帰ってからすぐにコンタクトを外す習慣をつけて、特に疲れている日や酔っ払って帰った日は寝落ちに注意することが大切です。

正しいレンズケアの仕方を覚え、ズボラ女子やレンズケアをする時間さえ惜しいほど忙しい人はワンデーにすることです。

レンズの使用期限は必ず守って下さい。

カラコンはいくらでも買い換えられますが、自分の目は2つしかありません。

当たり前なこのことを忘れないことが大切です。